クリスタル・マイ・ラブ/Milk
東京タワーからの152曲目〜
「クリスタル・マイ・ラブ」ミルク
作詞:KAZUO
作曲:竜崎孝路
編曲:あかのたちお
(1980年8月1日リリースの「リトル・キッス」のカップリング曲)
ミルクの2枚目のシングルのB面の曲です〜
ミルクはミミ、ルミ、クミによる小学生グループです!
ミミ、ルミ、クミとは、この3人。
ミミ…小畑和美
ルミ…荻野目洋子
クミ…大森絹子
そうです、あの荻野目洋子さんのいたグループなんですよね〜
ってまぁ有名ですが。
噂には聞いてましたが、ミルクの曲は聴いたことがなく、最近入手したオムニバスアルバムに収録されていました。
相原勇さんのアイドル歌手時代の小原靖子さんの曲が入っていたので買ったんですが、ミルクもいいじゃないですか〜
圧倒的な歌唱力に驚きました。
小学生グループとは思えない技術、そして大人びた歌声。
それもそのはずミルクの3人は、「ちびっこ歌まねベストテン」でチャンピオンになって、スカウトされてデビューしたグループなんですよね〜
そりゃあこのハイクオリティな完成度になりますよね。
A面の『リトル・キッス』も最高ですが、B面の『クリスタル・マイ・ラブ』は聴き惚れてしまいます。
ムーディーなロックラブバラードで、3人の実力をこれでもかという位に魅せつけます。
メインで歌っているのはクミこと大森絹子ちゃんなのかな。
本当に伸びやかで堂々とした歌声が心地よく胸に響き渡ります。
そしてメインだけでなく、ハモりもとても綺麗です。
ここまで歌えるアイドルグループって、なかなかのもんですよ!
そんな3人の歌声でこんな素敵な曲を歌われたら…もう…うっとりくるでしょう。
♪夢をくれる ひとに とびついて 泣いて “愛してます……” ひとこと 言えたら……♪
えらいこっちゃ。
子供らしからぬ歌詞ですよ、奥さんw
意味をわかって歌っているのでしょうか。
♪夕暮れ だけしか 抱いてはくれない 若すぎることが とても……くやしい♪
こりゃ、参りましたw
抱き締めてほしいなんて感情を小学生がねぇ。
しかも「若すぎることがくやしい」と言うことは、大人の行為だと認識してるってことですからねぇ。
単純に、頭なでなでいいこいいこして可愛がってほしいってことではないってことですからね〜
30年前の小学生がこんなにおませでいいのでしょうかっていう位ですよね。
夕暮れ時に、この曲を聴くと、必ずロマンティックな気持ちになれますね。
夕陽の中で聴いてみたいな〜
2枚のシングルだけの企画ものユニットで終わらせるには勿体無かったと思うんですけどねぇ。
これだけのスーパーユニット、制作者側がもっとプッシュすれば、売れただろうなぁ。
ミルクが伝説のアイドルと言われるのも当然だなぁと、この1曲だけ聴いても頷けますね。
でもジャケットは、もうちょいカッコいい写真にしてほしかったですね。
まぁそれほど上を目指せるユニットだったってことですね。
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