無料ブログはココログ

« 楽園ホテルに夜がくる/藤野明美 | トップページ

2017年12月20日 (水)

バンドワゴン/ラストアイドル

◆レビューNo.815◆
A1
CD

「バンドワゴン」ラストアイドル
作詞:秋元康
作曲:白戸佑輔
編曲:若田部誠
(2017年12月20日リリース)

ラストアイドルの1枚目のシングルです♪

テレビ朝日系列でオンエアされている番組【ラストアイドル】から誕生した7人組アイドルです。

遂に、メンバー7人が決定いたしました~!!!
最終的にラストアイドルのメンバーとなったのはこの7人!

 立ち位置センター:阿部 菜々実
 立ち位置2番:吉崎 綾
 立ち位置3番:大石 夏摘
 立ち位置4番:安田 愛里
 立ち位置5番:長月 翠
 立ち位置6番:鈴木 遥夏
 立ち位置7番:古賀 哉子

おめでとうございます!
いや~、なんだか見てる方もドキドキハラハラで辛いものがありましたが・・・

そうなんです、このアイドルグループは、最初に暫定メンバーとして7人が選出され、その座を挑戦者が奪いにくるという少女達には過酷なオーディション番組でした。
暫定メンバーが負けて去っていく姿は心が痛みましたよね、、、
「残酷ショー」とも言われるほどの、内容ではありました。

ですが、見ていくうちに応援したい気持ちが大きくなり、メンバーたちへの思い入れも勝手にどんどん湧いてきたんですよね。
どうにか勝ち残ってデビューまで迎えてほしいと。
でも負けて去っていく子も出て行く訳で。
あの緊張感の中でみんながんばって戦い抜いていました。

ほんとにいろんなドラマが生まれましたね。
初期暫定メンバーの、"立ち位置センター"間島和奏ちゃんと、阿部菜々実ちゃんとの対戦なんてもう、こんなことが起きるのかって言う位。
結果、阿部菜々実ちゃんが勝利してセンターの座を奪い取った訳ですが。
間島和奏ちゃんと言えばセンターとして、存在感も大きかったですしね。
なかなか揺るがないと思っていましたが。
阿部菜々実ちゃんの圧巻のパフォーマンスとアイドルらしさで勝利を勝ち取りました。

そして"立ち位置5番"みーたんこと長月翠ちゃんと、蒲原令奈ちゃんの対決!
完全に長月翠ちゃんの勝利かと思いきや、吉田豪さんのジャッジで蒲原令奈ちゃん勝利と言う予想外の結果に炎上してしまいました(笑
これには驚きで、自分も結果に反対していたんですが、、、
蒲原令奈ちゃんの魅力にハマり、おもしろいグループになって良かった!と思ってました☆
れなちゃん、沖縄出身で一言一言がおもしろいんですよね、なんか。
メンバーの"立ち位置7番"古賀哉子ちゃんがれなちゃんのお母さんみたくなってきて、[やこれな]コンビを見ると和みました☆
あの緊張感のある番組の中の、唯一の癒しでした☆

ですが!
これが事件に発展><
蒲原令奈ちゃんの辞退、、、
アイドルではなく、シンガーとしての夢を叶えたいとのことでした。
こんな展開になるとは・・・辛い思いは残ってしまいましたが、れなちゃんのシンガーデビュー、叶うことを見守っていきたいです!
そして長月翠ちゃんの復活と言うこれまた驚きのドラマが生まれましたね。
盛り上がりをきちんと持ってくるなんて、いや~、よくできてる(笑

プロデュースは秋元康氏。
筋書きでもあるんじゃないかと思ってしまいますね(笑

あと注目ポイントは、対決での選曲ですね!
自分で歌う曲を選んでいると思うんですけど、おもしろい選曲もいくつかあり。
AKB48グループの楽曲や、乃木坂46などの曲が多い中、間島和奏ちゃんが歌った「渚の『・・・・・』」と言う、秋元さんつながりのうしろゆびさされ組(おニャン子クラブ)の曲を持って来たり!
"立ち位置2番"メンバー最年長21歳の吉崎綾ちゃんは、自身の音楽活動のプロジェクトで80年代の楽曲をカバーされていたりして。
そのつながりもあってか小泉今日子ちゃんの『なんてったってアイドル』を歌っていたのも良かったです!
こちらも秋元さんですね~。すごいとしか言いようがない。
他には"立ち位置3番"の大石夏摘ちゃんが飛び抜けてぶっ飛んだ選曲をしていたと思います。
ザ・ピーナッツの『ふりむかないで』を歌ったと思いきや、最終対決で美空ひばりちゃんの『お祭りマンボ』を歌う度胸(笑
もうね、このセンス、好きです^^
しかも夏摘ちゃん、ラストアイドルの中で最年少の13歳なんですよね。
懐メロ好きな13歳、推せる(笑

やはりこの対決時に見れるメンバーのソロパフォーマンスが良かったですね。
"立ち位置6番"鈴木遥夏ちゃんは、2回目の対決で急成長したパフォーマンスを見せてくれて驚きましたし!
"立ち位置4番"安田愛里ちゃんは、マイクパフォーマンスで毎回おもしろコメントしていて、笑わせてくれました。
メンバー一人一人が主役になって、個性をアピールできたのも効果的でしたね。

こうして毎回息を飲むバトルを見続け、すっかりラストアイドルのトリコになった訳ですが。

何と言ってもですねぇ、ラストアイドル、このバトルでのドラマ性にのめり込んだのも事実ですが、楽曲も素晴らしいんですよ!
ラストアイドルのデビュー曲として用意されていた『バンドワゴン』!!!

毎回バトルの前後に歌披露があったんですが、最初はレコーディングしたものに口パクで踊っていたようでしたが、メンバーに変動があった頃から少しずつ生歌になっていきました。
やはり印象が変わりますね。
元"立ち位置3番"小澤愛実ちゃんが、大石夏摘ちゃんに敗れ・・・(愛実ちゃん推しとしては辛かった><)
愛実ちゃんの甘いアイドルらしい歌声から、夏摘ちゃんのちょっと低めの歌声に変わり、印象も全く違うものになりましたし。
蒲原令奈ちゃんが加入していた時もまた味わい深いものはありましたね。
れなちゃんの歌唱がアイドルらしくなくて(笑
1回目の披露の時立ち位置がおかしくなったり踊れてなかったり、それがかわいかったですが☆

そんなこんなでいろんな『バンドワゴン』が番組内でも見れた訳です。

少女たちの夢を背負って毎回披露された『バンドワゴン』、曲もメンバーと同時に育っていった感じがしますね。
本気の夢が、この数か月戦い抜いた少女の想いと共にこの曲に投影されています。

イベントに行って生で聴いた時はこれまたすごく感動して。
初めてCメロ聴いた時はもう、名曲度数がはねあがりました!
フルで聴くとかなり感動できると思います。
もうここには、7人だけでなく、戦いに敗れたメンバーの想いも乗せているんですよね。

ラストアイドルに選ばれなかったメンバーは、セカンドユニットという形で新たにグループが組まれました!
セカンドユニットは4つ!

 Good Tears
 シュークリームロケッツ
 Someday Somewhere
 Love Cocchi

それぞれのグループに特色があり、みなさんの好みが押さえられているかもしれませんね!
各ユニットの曲にも注目です!

そしてこの番組から誕生したグループ、ラストアイドルを始め、セカンドユニットを併せて「ラストアイドルファミリー」という言い方をされています。
ラストアイドルファミリーは総勢25人!

一気に大所帯グループとなりました。
グループのメンバーもほんと個性的なんですよね。
オーディションの条件として、他のタレント活動やグループ活動との兼任もOKだったので、他でアイドルをやっている子たちもメンバーになっていて。

ラストアイドルの顔ともなった、"立ち位置センター"阿部菜々実ちゃんも、仙台を中心に活動しているアイドルユニット「パクスプエラ」との兼任でもありますし。
「パクスプエラ」の名前を広げたい、という菜々実ちゃんの想いも伝わってきます!

なので、ほんとに様々なアイドルが集結したような感じがしますね。
それもまた、面白い集まりです!

なにはともあれ、『バンドワゴン』は名曲だと思います!
オススメです!

そして、ラストアイドルファミリーのみんなの今後の活躍を楽しみにしてます!!!

ラストアイドルファミリーのみんな、デビューおめでとう☆☆☆

« 楽園ホテルに夜がくる/藤野明美 | トップページ

001:アイドルポップスレビュー♪」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: バンドワゴン/ラストアイドル:

« 楽園ホテルに夜がくる/藤野明美 | トップページ

2022年2月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          

アイドルポップス関連